養育費は状況によって変化する
養育費は今のご時世、そんなにもらえるものではありませんが子供のためにもできるだけもらっておきたいものです。
子供が高校を卒業して働けば18歳までもらえます。大学に行けば20歳まで、場合によって卒業まではもらうことができます。
子供が小さい時に離婚した場合はかなり長い間養育費をもらうことになります。
離婚するときにたとえ3、4万円と決めても子供が成長するに従ってかかるお金は増えます。
高校、大学と進む場合、とても足りないということも出てきます。入学金などは今までとはケタ違いのお金がいるのです。そういう時は相手に値上げ交渉ができます。
養育費は一度決まったらずっとその金額ということではありません。相手の状態によって減ることもあるのです。
仕事がなくなった、収入が減ったなどということが起きれば養育費なしということもあるのです。
話し合いや交渉でうまくいくケースは少ないです。そういう時は家庭裁判所に養育費値上げ請求の調停を申し立てます。
裁判所を通して話し合いをするのです。
養育費算定表に基づいて話し合いが進められるので希望通りの値上げはできない可能性もあります。
しかし、長い間の養育費なので自分の状況、相手の状況が変わることも多いです。
相手が再婚して子供ができていたりすると養育費の値上げは難しくなります。
自分が再婚した場合は養育費はもらえなくなるということもあります。
養育費は状況に応じて変化するものですが離婚しても自分の子供のことは何としてでも責任を持って育てなければなりません。
離婚しても子供に関しては協力していくのが理想ですね。