養育費は長期間払うのでしっかりと決めなければなりません
養育費は子供が成人するまで払う必要があります。
高校を卒業して18歳から働く場合は18歳まで。大学に行く場合は20歳まで、または卒業まで払います。
子供が成人するまでというのは決まっていますがあくまで離婚するときの親同士の話し合いで支払い期間は決まります。
離婚するときにいらないとは言ったもののやはり大学まで出すのはきついと思えば交渉や話し合いで支払ってもらうこともできます。
離婚するときは勢いで「一銭もいらないよ」などと言ってしまいがちですが冷静に子供のことを考えて話し合いをしましょう。一銭もいらないなどと紙に書いて証拠を残してしまうと面倒なことになってしまいます。
口で言ったことなら訂正できますが証書として受け取らないというのを書いてしまうと撤回するのが大変です。
やはり直接交渉しても難しいという場合が多いので家庭裁判所を通して支払い期間の交渉をしてもらうべきです。
支払う側が経済力があれば裁判所を通した交渉もスムーズに進む場合が多いのですが経済力がない場合は支払いたくても支払えないという状態なのでなかなか支払いを要求した側の希望通りにはいかないです。
一人で子供を育てるというのは並大抵の苦労ではできないことです。
お金以外の精神的なものも片親で育てるというのは背負わなければいけません。
支払う側は子供のためを思ってなんとか援助してあげるべきです。別れた相手が嫌いでも自分の子供を育ててくれているのです。
何としてでも養育費は決められた期間払うということを心に決めましょう。