お子様がいる状態で離婚をすると、ほとんどの場合で母親側が子供の親権を持ち、母子家庭になることが多いです。 母子家庭にはさまざまな支援や手当があるというイメージの方も多いかもしれません。 しかし、母子家庭が優遇されているというほどの充実した支援は実はありません。
母子家庭が受けることのできる公的な保障や手当
・児童手当
児童手当は母子や父子でなくとも子供がいる家庭に支給されているものです。 今は月に1万円~1万5千円が支給されています。
・児童扶養手当
離婚や士別によってひとり親になってしまった際に支給されるものです。 母子家庭でなくても父子家庭でも受給することができます。 所得制限があり、所得に応じて金額が変わります。
・就学援助
小中学生の子供がいる場合に、給食費や諸経費が無料になったりお金が支給されます。 母子家庭や生活保護家庭などに支給される制度です。
・遺族年金
配偶者と死別してしまった際に受給できるものです。
・ひとり親家庭医療
親がどちらかひとりになってしまった際に、親と子どもの医療費が助成される制度です。 自治体によって多少の違いがありますから確認が必要です。
このような手当や助成、支援がありますが、これで十分といえるでしょうか。 そうではありませんし、これだけで生活はできませんよね。
保険に加入する
自分に万が一のことがあった場合、子供が大きなケガや病気をしてしまった場合を考えるとゾッとしますよね。 そういった時に医療費が大きくかかったり、自分がもしも死別してしまった場合に、子供がお金のない状態で一人になってしまったら…と考えるといてもたってもいられません。
こういったことを想定してそれを少しでも保障してくれる保険に加入することが大切です。 誰もお金を用意してくれるわけではありませんし、母子家庭だからといって子供が残された場合に誰かが面倒を見てくれるわけではありません。
だからこそ、最低限の保障を確保して少しでも安心できる生活にすることが大切です。
保険にはたくさんの知識が必要ですが、保険のプロともいえる方に無料相談をできるサービスもあります。 そういったところで一度しっかりと相談するとシングルマザーでも加入できる安くて安心充実の保険を紹介してもらうこともできますので、まずは相談をして将来のために備えましょう。
母子家庭だからこそ、不安な点があり、少しでも生活費用に回したいものですが、保険に加入することは将来のための保障です。 自分、そして子供の安心を保険で補充できる部分もありますから、まずは真剣に向き合ってみてください。