養育費の使途を開示する必要はない
養育費を払っている側はきちんと子供に使われているか気になるところです。
毎月、4、5万もらっているとしたら子供が小さければかなり余るはずです。それもきちんと貯金しているか気になります。
支払う方は子供の成長も見れずに支払うので精神的にも結構大変なのです。
別れた相手とは他人になるので子供以外には使ってほしくないと思ってしまうのが普通です。
しかし、養育費をどうやって使ったか開示する必要は法律的にはないのです。支払っている側には不満ですが開示する必要がないので確かめる方法がありません。
一方で養育費をきちんと子供に払っているという証拠をあえて支払う側に見せている人もいます。子供の通帳を作って余ったお金を貯金しているというところを見せたり主な領収書などを見せるのです。
そういったものを見せることでこれからもしっかりと養育費を払ってくださいということなのです。
使い方を証明してくれると支払う側も安心して支払えますし将来子供のためにもなります。
用途不明になってしまうと子供に使っていたとしても無駄遣いをしてしまったり肝心な時に全く貯金がないということが起きてきます。
また親の遊ぶお金になってしまうこともあります。実際養育費をもらって夜に遊びに行くという人もいるのです。ホストクラブに行ったり、好きな洋服をたくさん買う人もいます。
養育費を払う側は払う時にしっかりと用途を見せてもらうという約束をすると安心です。
口約束ではだめなので書面で約束をするということが大切です。