一寸先は闇。人生とは何が起きるか予測不能です。ほんの些細なことから愛し合っていた夫婦が別れてしまうということは昔から珍しくはありません。
そんなとき辛いのは自分が愛情を込めて育ててきた我が子との別れではないでしょうか。出来るなら別れたくはない。けれど別れざるをえない。そして別れてしまったときに払わなければならないのが養育費です。
今日はそんな養育費の相場についてのお話です。
養育費とは子供が成人するまでに義務者が権利者の子供に支払わなければならない教育費・生活費等のことなのですが、論点となるのは一体どの程度支払わなければならないのかという点です。
養育費というのは義務者の年収・生活状況また権利者の状況、子供の今後等を考査して決定するためその金額はケースバイケースなのですが、一般的な養育費の相場は3~6万円程度です。
これは義務者の生活や権利者が労働をするという前提の下に弾き出されている金額ですが、あくまで相場です。夫婦間で子供の今後やお互いの生活状況を考慮し、じっくりと話し合いその金額を決めていくのが妥当であると思われます。
そして3~6万円と出しましたが、これは相場であり義務者の生活状況や年収によってはその額が30万に跳ね上がるなんてこともあります。不況の嵐が吹き荒れている日本でそういった話は稀であると思いますが。
養育費、子供が健やかに成長するために必要なお金ではありますが、出来るなら子供のためにも別れることなくいつまでも家族一緒に仲良く過ごして欲しい、筆者はそう願います。